仕事内容
空調設備工事とは?
主要事業である空調設備工事では、設備の取り付けや配管工事、修理、メンテナンスといった幅広い業務に携わります。
丁寧な作業や空調システムの仕組みといった専門知識が求められるほか、メーカー・機種ごとの特徴、トラブルの種類といった現場ならではの経験則、お客様・クライアント対応におけるコミュニケーション力など、さまざまなスキルも必要です。
また、スケジュールや予算管理といったデスクワークもあるため、覚えることが多く大変な仕事ですが、真摯に向き合っただけ自分自身に返ってくる、やりがいのある仕事でもあります。
得られる知識・資格
空調設備工事に携わることで専門的な知識や資格を身に着けることにつながり、プロフェッショナルを目指せます。
習得可能な主な知識
- 熱力学と流体力学:空調システムの基本原理を理解するために必要です。
- 電気工学:空調設備には電気配線や制御システムが関わるため、基本的な電気工学の知識が求められます。
- 冷凍サイクルの知識:空調システムがどのようにして空気を冷却・加熱するかの理解が必要です。
- 建築学:空調システムが設置される建物の構造を理解することが重要です。
- 環境法規:オゾン層保護や地球温暖化防止など、環境に関連する法規制の知識が必要です。
取得可能な主な資格
- 空調設備士:空調設備の設計、施工、保守、点検を行うための国家資格です。
- 第一種冷媒フロン類取扱技術者:大規模な冷凍・冷房設備を扱う際に必要な資格です。
- 第二種冷媒フロン類取扱技術者:小規模な冷凍・冷房設備を扱う際に必要な資格です。
- 電気工事士(第一種または第二種):空調設備の電気工事を行うために必要です。
- 建築設備士:建築物全般の設備計画や設計、施工管理を行う資格で、空調設備も含まれます。
未経験の方が就職する場合の
心がまえ
未経験で空調設備工事に携わりたい方は、
ぜひご覧ください。
安全への配慮
高所での作業や重たい機材の取り扱いがあるため、安全装備の正しい使用、作業の正しい手順を順守し、安全な作業を心がけましょう。
難しいと感じることも
空調設備工事は、電気工学や熱力学など複雑な理論に基づいており、専門知識を理解するにおいて難しく感じることもあるかもしれません。根気と挑戦意欲が必要です。
厳しい環境下での作業も
屋外での作業も多いため、夏場や冬場といった厳しい環境下での労働がある点は理解しておきましょう。
簡単な仕事ではありませんが、知識・技術が身についたり、快適な居住空間・労働環境を提供できたりと、学びと成長の機会が豊富にあるやりがいのある仕事です。 入社した暁には、ぜひプロフェッショナルを目指して邁進してください。
技術者の1日の流れ
8:00
おはようございます!
出勤
出勤時間は現場によってまちまち。遠方に行くときはさらに早いときもあります。
出勤したら、今日のスケジュールを改めて確認して、安全な施工のため、気持ちを引き締めましょう。
午前中の業務
社用車にて現場へ向かいます。
現場は一般のご家庭もあれば、店舗・オフィス、工場などさまざまです。どんな現場でも、挨拶はしっかりと。
閑散期の場合は、午前で終業となることもあります。
社内での作業もあります
現場に出ず、社内で作業する場合もあります。
主な作業としては
- 積算業務
- 見積書作成
- 材料の発注業務
- 在庫管理業務 など
12:00
いただきます!
昼休憩
ちょっと一息、1時間の昼休憩。
休憩を取ることも重要な仕事の一環です。
英気を養って、午後の業務に備えましょう。
午後の業務
午前中と同じ現場の場合は、引き続き作業を進めます。
別の現場の場合は、社用車で移動。
現場の数としては、多くても1日3~4件です。
午前と変わらず、丁寧かつ繊細な作業を。
こんな作業もあります
空調設備工事では、廃棄する機材や金属ゴミなどもたくさん。 しっかりとルールに則って、廃材・ゴミの処理も大切な仕事です。
17:00
お疲れさまでした!
終業
作業が早く終われば、もっと早く帰ることも。
良かったこと、悪かったことなど、一日を振り返って次の日の糧に。
今日も一日、お疲れさまでした。
社員の声
技術者S.Y
(社歴:4年)
技術者S.Y(社歴:4年)
前職:10年ほど飲食業に従事
転職のきっかけ:子どもができたので、子どもとの時間を多く作りたいと思い転職を決意
応募理由:どうせなら興味のあった電気工事に携わりたく「未経験歓迎」とのことで応募
功匠はこんな会社
アットホームな雰囲気。
社長はお父さんみたいに頼れる存在で、なんでも相談しやすいですね。
もちろん仕事に対しては厳しいですが、そのおかげで、まったくの未経験で入社した私も、仕事の幅も広がり成長をとても感じられています。
仕事の魅力
空調設備の設置って簡単そうに見えるかもしれないですが、ダクトの穴をあける場所とか室外機の設置場所とか、計算のうえに成り立っている緻密な仕事なんです。
設置場所によってはイレギュラーな対応も必要ですし。
臨機応変に対応するのは難しい反面、とてもやりがいがあります。
自分なりのやり方を見つけることもできるので、今改めて、奥の深い仕事だなと感じますね。
仕事の厳しさ
一番はやっぱり、夏場・冬場の過酷な環境での作業はきついですね。
慣れれば1~2時間程度で完了するものの、そもそも「空調設備を設置する工事」なので、屋内作業であっても空調設備は当たり前にないので……。
それ以外で厳しいなと思うことはありません。
ただ、人によっては、学ぶことが多く暇があれば図面を見たり資格の勉強をしたりが必要なので、厳しいと思うことがあるかもしれないですが、私の場合はやりたい仕事だったので、そうした労力も楽しめました。
新しく入社される方へ
未経験の方でも、男性でも女性でも、年齢に関係なく一からはじめられるのが功匠です。
入社したての頃は何もできないことが辛いと感じる場合もあるかもしれないですが、意欲さえあれば、すぐに楽しくなると思います。
成長するためであれば、惜しみなく手助けするので、安心して一歩を踏み出してください。
技術者K.N
(社歴:4年)
技術者K.N(社歴:4年)
前職:電気工事会社勤務
転職のきっかけ:空調設備工事がしたくて入社したが、それ以外の業務がメインだったため
応募理由:知識も経験もしっかり積んでいけそうだと感じた
功匠はこんな会社
さまざまな案件に携われる会社です。
一般家庭から事務所や工場、公共施設の空調設備工事まで、幅広い仕事ができるのでとても経験になります。
最近だと、とある大規模な公共事業の作業員宿舎に空調設備を取り付ける案件があり、1ヶ月くらい現地に滞在しながらの仕事は大変でしたけど、やりがいのある案件でした。
仕事の魅力
努力するほどに、やれる業務が増えていく、やりがいのあるところだと思います。
電気工事関連の資格はいろいろあって、取得するには勉強もしなくちゃいけませんが、所有資格が増えると業務の幅が広がるので自信にもつながりますね。
もともとやりたい仕事だったので、工事した建物の前を通るたび、ちょっと誇らしい気持ちになれます。
仕事の厳しさ
朝が早いこともあったり、帰りの時間がバラバラだったりと、生活サイクルが不規則になりがちな点は仕事の厳しさのひとつと言えるかもしれません。
また、お客様の都合でどうしても日曜日に工事が入る場合もあります。
反面、お昼過ぎや夕方前に一日の業務が終わったり、長期休暇もちゃんとあったりするので、トータルバランスはとれているので不満はありませんね。
新しく入社される方へ
功匠は、やる気ひとつで成長できる会社です。
でも、継続的に成長していくには「がんばるところはがんばる、抜くところは抜く」というスタンスが大事。
私もまだまだ成長していきたいので、一緒に切磋琢磨しながら楽しんで仕事をやっていきましょう。
未経験の方、大歓迎です!
事務スタッフの方々にも功匠のイメージを聞きました!
- 明るくアットホームな雰囲気で、何でも相談しやすいです。
- 各自の意見を尊重してくれる職場。
- 自分のペースで働けるところが良いですね。
- 情報共有は徹底している会社。
- 事務員でも空調設備について詳しくなる必要がありますが、知識が増えるのは楽しくやりがいでもあります。
- 社員ひとりひとりが熱意を持って仕事に向き合う会社です。
- 駅からもほどよい距離なので通勤しやすいです。
- わからないことがあっても聞きやすく、丁寧に教えてもらえます。
- 仕事は一人でするものではなく、全員でするもの、という社風です。